耐震だけだとかえって危険です　島田いろはいえ　＃店長流

まずはこの動画をご覧下さい。

一般的に耐震等級が高い建物の方が、地震に対して強いとされてきました。

私も近年までは疑わなかったくらい、一般的な考えです。

しかし研究の結果、実は耐震等級が高い方がかえって危険になることもあるということが分かりました。

それが動画で紹介した事実です。

今までの地震は震度７でも６強でも比較的短い時間しか揺れないとされてきました。

なので家は強くすればするほど強くなる。

そんな単純な方程式の元に家はどんどん強くなりました。

しかしその定義も大きな地震が来るたびに崩れる。

東北の震災は地層のずれだけで３分以上、実際の揺れはそれ以上の時間揺れています。

熊本の震災は震度７の地震が2回に渡って襲ってきます。

阪神大震災以降、日本の家はどんどん強くなり、実験のデータでは震度７でも家は倒壊しないくらい強くなっています。

しかし、実際の地震では建てたばかりの新築が、耐震をしっかりとしている新築が倒れていきます。

その原因は色々ありますが、その一つが今回の動画にある『共振』です。

同じ周期の揺れが続くと、その周期に同調した建物が、その揺れ以上の揺れを計測し始めます。

こんなことは昔から言われていたのですが、これまでの地震の揺れる時間が短く、共振するまでに至って無かっただけであることが分かりました。

しかもこの共振の悪いところは、耐震等級を全く意味のない物にしてしまうことです。

動画にあるように、ゆっくりとした揺れなら耐震等級が低い建物が揺れやすくなります。

逆に早い揺れだと耐震等級が高い方が反応をします。

東北の震災では東京などにはかなりゆっくりとした揺れが届き、その影響で背の高いビルがまるでこんにゃくのように揺れました。

これも共振の影響で、背の高い建物は揺れの力が頂上に到達するまでに時間が掛かるので、ゆっくりとした揺れに共振しやすくなるんです。

高層ビルは皆さんが思っている以上に、耐震に対して強固に作られています。

それをいとも簡単に揺らす。

これが共振の恐ろしいところです。

だから制振が大事

次はこちらの動画です。

この動画は制振装置の実験の動画で、実際に揺れの吸収を実演しています。

当社にも同じ設備があるので体感してみたい方はぜひご来場ください。

さて、宣伝が終わったところで本題です。

東北の地震も熊本の地震も大変な地震でした。

また、これまで想像していなかったことが色々と起きた災害でした。

しかもこれまでの発送通り、建物を強くするだけでは対処が出来ません。

なので、今後大事になってくるのが制振です。

それが先ほどの動画での効果になります。

どれだけ強い揺れが来ても、どれだけ長く揺れても、制振装置で揺れを吸収してしまえば、今の建物なら簡単に耐えることが出来ます。

本当ならその上の免振装置にまで手を出せばいいのですが、費用が莫大です・・・

一生にもしかしたら一度も来ないかもしれないものに数百万円の費用を掛けることが出来るのか・・・

そう考えると、制振装置は費用対コスパは最高で、尚且ついろはいえなら標準での採用です。

こういったことまでしっかりと考えた家造りをしているのがいろはいえ。

皆さんもぜひご検討下さい＾＾

ではまた！

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