住宅には木造が良い訳 #店長流
2023.04.08
writer
明工建設株式会社
目次
あなたの希望は何工法?
住宅の工法には色々なものがあります。
鉄で柱を作る『鉄骨住宅』
コンクリートと鉄筋で柱を作る『RC住宅』
木で柱を作る『木造住宅』
細かく分ければ、鉄骨にも軽量、重量、木造にも在来、2x4、ログハウスなど色々あります。
今回はこれらの中で、住宅特に個人宅には木造住宅がおススメな訳を書いていきます。
結論から言うと、最も良いのは『木造住宅』
最初に結論を言うと、最も住宅に適しているのは『木造住宅』です。
異論は受け付けますが、多分これ以上はありません。
ではなぜ木造住宅が最も適しているのでしょうか?
その説明を『強度』『住みやすさ』『価格』の3つの視点から説明します。
強度はもう十分
まず最初に強度の話です。
強度は耐震性や雪や強風などに耐えられる強さを総じて差します。
この分野の話で言えば、もう十分な強さを木造住宅は備えています。
特に耐震性の強化のスピードはものすごく、十年前では最高品質の建物ですら、今の普通の家並みの強度であることから、そのスピードの速さは分かります。
今では、震度7の地震を何十回以上耐える!
なんて実験結果があるくらいの強度になっています。
とは言っても、実際に生きている間に何十回も震度7の地震があったら、家は大丈夫でも近隣がめちゃめちゃになっているでしょうから、引っ越しが必要だと思いますが・・・
台風にも負けない
1年のうち、半分くらいの月で台風が襲来する可能性がある沖縄。
沖縄では個人宅でも店舗でも、長らくRC造で建てるのが常識でした。
本土でも猛威を振るうこともありますが、沖縄ではその猛威が通常の台風の強度だったりするので、対策は必須だからです。
そんな沖縄でも、現在木造住宅の建築が増えています。
それでも主流とまではなっていないですが、年々数が増えています。
それは、今の木造住宅が風に対しても強い造りをしている証明でもあります。
耐久性ももう十分
次に耐久性です。
これまで日本の住宅は30年程度が寿命だと言われていました。
湿気が多く、夏暑く冬寒い日本では木造の柱である木が傷みやすい。
また、シロアリやネズミなどの被害も多く、そういった背景で木造の寿命は30年程度だと言われていました。
しかし、住宅200年構想から生まれた長期優良住宅への取り組みや、新しい工法や素材の採用で、メンテナンスを欠かさなければ、本当に200年間住める家になってきています。
まあ、そもそも日本の木造住宅はしっかりとメンテナンスをすれば何百年も住むことも可能です。
その証拠は京都の神社仏閣、町屋の家などを見たら分かりますよね。
しっかりとメンテナンスをすれば、何百年だって持つんです。
それを現代の技術で更にパワーアップさせれば、鬼に金棒です^^
住みやすさは日本の気候にあっているから
次に住みやすさで言うと、日本の気候では木造住宅が最良です。
湿気が多い日と乾燥している日が混在する、また暑い夏と寒い冬が交互に訪れる日本では、どちらかの対策に偏った家造りが出来ません。
なので、この気候や天災などに個別で対応する家造りが求められます。
その中で湿気、温度対策は住みやすさを語る上では外せない対策です。
この対策の中では、木造住宅が最良です。
木は天然の断熱材として機能し、夏の熱いも冬の寒いも家に通すことは防ぎます。
その点では金属である鉄骨はその遮断がとても下手で、強固な断熱材などでカバーしない限り、熱い寒いをほぼ直接に伝えてしまいます。
しかし、その限界が見えていて、高断熱住宅ではかなりのデメリットになってしまっています。
また、日本の気候では湿気対策が必須で、健康に生きていくためには必ずしなくてはいけません。
これまでの住宅では、窓を開けたり換気扇を回してみるなどの対応をしていましたが、今の家は温度対策も必須で、窓を簡単に開けない家づくりが主流です。
そうなると溜まった湿気の行き先が無くなり、結果カビが生えたり結露をしたりと、健康に害がある状況になります。
これがRC住宅では顕著に表れ、こういった対策をしていない住宅では、家中カビだらけなんてことも当たり前に起こっています。
こういった『すみやすさ』への取り組みの容易さが木造住宅にはあります。
お子様の健康にも木造住宅は一番です。
価格は昔からの折り紙付き
住宅の費用の多く、大体30~50%は家の構造に使われます。
なので、この構造体の費用が住宅の価格を決めると言っても過言ではありません。
皆さんが容易に想像出来るように、木造住宅に使われる木がどんな工法の材料よりも安く出来ます。
鉄やコンクリートに比べ、半分以下でも造ることが可能な木造住宅は、昔からも今も安価に家を造ることが出来る工法です。
3つの理由で木造が最良です
以上の3つの理由で木造住宅が最良だと言えます。
ここで大事なのが最良であって、最高ではないこと。
例えば耐震で言えば、個人宅レベルならRC、コンクリート住宅の方が性能を上げやすいです。
耐風や耐雪などもRC住宅が優れています。
また、30帖や40帖などの大空間を柱無しで表現したいときは、鉄骨住宅が一番です。
木造でも最近の技術ならかなりの空間を作れるようになりましたが、鉄骨の方が簡単に作れるし、逆に安価になったりします。
また、耐久性ならRC住宅です。
木造住宅は何百年も持ちますが、RC住宅は地震などの影響が無ければ、何千年と言う単位も可能です。
価格は木造が一番安く作れます。
しかし、今後3Dプリンターを使った住宅造りが普及してくれば、もっと安価な家造りも可能になるかもしれません。
と言うように、木造住宅は最高な建築ではなく、最良な建築であると言えます。
まとめ
以上が今回のお話です。
個人の住宅レベルの建物では木造が有利ですし、東京タワーや高層ビルなどでは鉄骨が有利、耐震性などが必須な公共設備などではRCが有利と一概にどの工法が良いのかなんて言うことは出来ません。
しかし、個人宅で言えば、総合的に見て木造が最良な建物だと言えます。
今回の記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
それではまた!
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