他社では断られた!?住宅ローンを通した実例 Case 2
2023.04.26
writer
明工建設株式会社
マイカーローンも計算されるんです・・・
年齢も適齢期で、年収も十分。
会社の同僚も家を建てているのに、なぜか自分だけローンが通らない・・・
そんな悩みを持って私のところにきてくれたA様。
調べていくと確かに問題がなさそうに見えたA様。
しかし、他の借り入れを聞いた時に、これか・・・ってなりました^^;
マイカーローンがなんと毎月8万円もある・・・
これではローンは通りませんよと言うことで、ここから住宅ローンアドバイザーの仕事になりました。
返済比率は全てのローンの総額です。
ここで問題になったのが『返済比率』
返済比率とは年収に対する、年間の支払い総額の割合です。
例えば年収が400万円で年間の返済総額が100万円なら、100÷400x100=25%
この支払総額と年収だと返済比率は25%と言うことになります。
ここで問題なのは、この返済総額って住宅ローンだけの計算ではないことです。
この総額はそれこそ総額で、住宅ローンも車のローンも、3回払いで買った高級時計も全てが総額です。
なので先ほどの計算にA様の車のローン毎月8万円、年間に96万円を足すと・・・
(100万*住宅)+96万*車)/400万:年収x100=49%
以上の計算となり、なんと年収の半分をローンで支払うことになります。
これでは流石に銀行はローンを貸せません。
各金融機関にもよりますが、大体返済比率の上限って決まっていて、30%~35%程度が上限です。
今回のA様は何とかそのラインまで返済比率を落とす作業に入っていきました。
車のローンを借り換えた
とは言っても、作業に掛かった日数は1日のみ。
今ある車のローンの借り換えの相談をしただけでした。
毎月8万円のローンはかなりの高額に思えますが、借入期間を見ると3年と言う短期間。
しかも、1年は払い終わっていたのでなんと残額は200万円程度。
このローンを住宅ローンを借りる(その時は労金さん)金融機関で借り換えをしました。
その結果、なんと車のローンは毎月1.8万円に^^
期間は10年間になりましたが、月々1.8万円なら何の問題もないとのことでOKに。
あと問題なのは返済比率です・・・・
A様の年収は大体400万円。
借り入れ希望は毎月9万円程度でしたので、これらと1.8万円を足して計算し直します・・・
(9万円+1.8万円)x12÷400万円X100=約32%
これで再提出したところ無事合格^^
一度は諦めていた住宅を手に入れることが出来ました
ローン諦める前にご一報を!
*A様の概要
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