【御前崎市見学会】自分達にあった家造りをすると言うこと
2023.07.06
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明工建設株式会社
*宣伝
7/8.9に御前崎市にて平屋住宅の完成見学会が行われます。
平屋の見学会は中々貴重なので、ぜひご見学ください。
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コロナが明けたと言っても良いのかな?
世間ではコロナ明けと言っているので明けたことにして話をしていきます。
コロナはそれまでの生活を一変しただけではなく、社会の環境も一変させています。
私がいる建設、建築業はそのあおりをまともに受けている業界の一つです。
住宅などはまともに買えば数千万円する高額商品。
それがコロナの影響で3~5割程度値上がりをしています。
仮にコロナ前だと3000万円だった建物が、まったく同じものを建てても3900万円~4500万円まで値上がりをしたと言うことになります。
そしてこの値上がり、まだ止まってはいません。
今年中でもまだ1割程度は上がると言われています。
そんな環境の中、家造りをする皆さんへ本日はお伝えしたいことがあります。
大量破産時代の到来
住宅ローンアドバイザーとして色々な方にアドバイスをしていますが、そんな私が懸念していることがあります。
それは・・・
「大量破産時代の到来」
です。
簡単に言うと、住宅ローンが払えなくなって、多くの方が破産する未来が来ると言うことです。
その予兆はすでに出ています。
以前に比べ、住宅ローンを夫婦などで連帯して借りるケースが増えています。
この件に関してはメリットもあり、ローン減税の最大限の活用、夫婦連帯団信の活用など、その行為だけみたら悪いことではありません。
ですが、現状のケースは少し異なります。
住宅ローンアドバイザーとして、各金融機関の担当者と話す機会が多いのですが、その方々が口を揃えて、今回の状況は危ないと言っています。
それは、今回連名にする理由が旦那様の収入だけでは借り入れ希望額に届かず、奥様の収入を入れてようやく借り入れが出来る状況が多くみられるからです。
この状況で借り入れをしている家族は、本当にちょっとしたことで、ローンが払えなくなってしまいます。
例えば、妊娠子育てです。
短く見ても数か月、多くの方は1~2年程度は奥様の収入がなくなります。
その間に旦那様の給料だけで生活が出来るのか?
多分出来ていたら、奥様がローンを借りることはなかったはず。
つまり、生活が出来ないくらいの家計になっていきます。
その間を貯金を切り崩せば?なんて簡単に考えてはいけません。
そもそもそんな貯金が出来るのなら、旦那様の収入だけでローンが借りれるくらいの余裕があるはずです。
ないから連名で借りるという決断をしたのですから・・・
その他にも色々なケースがあると思いますが、本当に簡単なことでこのバランスは崩れていきます。
しかし、そんな状況になると分かっていても家を建たせる会社が多くあり、貸し出しをする金融機関も多くあると言うことです。
建てる方は、建ててお金がもらえたらおしまい。
貸す方は貸す際に保証会社に保証を依頼するので、万が一が合ってもローンをとりっぱぐれることはないからです。
経済がこのまま何もなく、じんわりとでも成長をしていけば問題は表面化しないかもしれません。
ただ、このまま何もないことは正直考えづらい。
2000年から23年立ちましたが、たった20年程度で、金融危機や災害は何回起きたと思いますか?
大きな物だけあげても、リーマンショックに大震災、アジア通貨危機に半導体機器、ITバブルに数多くの戦争・・・
こういった危機で現状が崩れることなんて当たり前に想像出来ます。
住宅ローンは長い方では35年間続きます。
その間に家族にも社会にも何も起きないと思うこと。
ちょっと楽観視しすぎではありませんか?
今の状況がより悪くしている
さらに今の情勢が、状況を悪くしています。
どんどん値上がりをしている今、それでも会社は利益を上げないといけませんから、売り続けなくてはいけません。
そういった状況ですので、以前ならこの金額では建てられない、もしくは予算を減らしてもらうという回答をしていたお客様相手にも販売をしてしまっています。
その結果起きているのが、大手ハウスメーカーの超好景気決算。
多くの会社が過去最高益だったり、利益は下がっても過去最高純利益をたたき出していたりします。
この数年でそんなに家を建てる人の年収が上がったわけでないので、簡単に言うと無理をして家を建てているケースが増えているということです。
また、ここ1,2年で建売住宅を推進している会社さんが増えています。
特に大手ハウスメーカーはこれまで積極的ではありませんでしたが、ここ1,2年で爆発的に増やしています。
建売住宅の良いところの一つに、価格が安価であることがあります。
しかし、大手ハウスメーカーさんの建売は決して安価とは言えず、それも販売価格を上げている一つの要因になっています。
なぜなら、既存の建売メーカーもその価格に合わせて、自社の商品の値段を上げるのが容易になったからです。
これまでは安い住宅との価格勝負でしたので、価格を上げることは容易ではなかった。
しかし、ハウスメーカーの高額な建売が出てきたので、それに比べたら安価だよねと言う建前の元に、値上が簡単になったからです。
ちなみにハウスメーカーの建売は注文住宅よりは安いと言えますが、一般的な建売住宅の倍の値段で売っていることも多々あります。
自分達にあった家造りをすると言うこと
最終的に言いたいことは、自分達にあった家造りをして欲しいと言うこと。
家とは本来、自分、家族が未来を幸せに暮らすための道具であるはずです。
それを建てるために、苦労する借金をして、もしかしたら借金を返す為の人生になってしまう・・・
そんな馬鹿げたことするのはおかしいことですよね?
そうなって来ると今日書いてきたことがどれだけ愚かなことをしているのかに気が付いて頂けるはずです。
だからと言って安い物を買いましょう!
高い物は反対!!!
なんてことは言いません。
安い物を買って生涯後悔することも馬鹿なことの一つ。
高い物を買って生涯ローンで苦労することも馬鹿なことの一つ。
自分達にあった、身の丈の商品の中で最良のものを選ぶ。
これがこれからの家造りの常識になって行って欲しいと思います。
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