家が定額制だとお金に困らない　#店長流

予算オーバー問題は数十年も続いている問題です

家造りにおいてのアンケートでいつも上位、しかも大体１位にいる問題が『予算の問題』

予算がオーバーしたとか、希望の予算では希望の家が建たなかったとか、色々な理由があります。

住宅の予算ってちょっと変えただけでも数万や数十万、中には数百万と変わるものがあり、これらで予算オーバーになっていたら、本当に大変なことになります。

住宅会社からすればたった数十万円の予算オーバーでも、その数十万円って給料の何か月分でしょうか？

それを簡単に言ってしまうのが、この問題の一番わるいところです。

しかもこれって普通の買い物だとあまり考えられない問題です。

例えば野菜。

野菜を買う時って予算で悩むことってありますか？

不作で高くなったなーとかはあるかもしれませんが、予算をオーバーするまで買った記憶は私はありません。

例えば車。

車の場合は予算オーバーがたまにあります。

しかし、その多くがオプション追加でなるケースが多いため、ある程度納得は出来ています。

でも最初の段階から予算オーバーをしている車を買うことってしませんよね？

でも、家ってそれをしてしまうんです＾＾；

しかも多くの方がそうなっているから、問題としていつも上位にいるんですね。

それはなぜでしょうか？

その答えは簡単で、住宅会社のHPを見れば分かりますが、ほどんどの会社のHPには値段って書いてありません。

細かいオプションまでの値段は流石に書けないと思いますが、大体の値段くらいは書けるはずですが、書いてありません。

なので、お客様は大体このくらいかな？って感じで話をしていき、多くの方はその大体が外れて予算オーバーになっていきます。

でも、その家は欲しくなっているから無理にでも買ってしまう・・・・

これが本当の予算オーバーの理由です。

これが定額制なら防げる

この予算オーバーは簡単に受け止めてはいけない大問題なんです。

それが、いろはいえの定額制なら防ぐことが簡単です＾＾

もう値段が決まっていますから、欲しいオプションだけを足したら総予算の完成です。

人によってはその日のうちに、正確な値段を知ることが出来ますので、それが予算内であれば予算がオーバーすることはありえません。

これって当り前なことですが、出来ている会社が少ないのが実情です。

私は本来の予算をオーバーして、その後に苦しんでいる人を多く見てきました。

なので、予算をオーバーすることを簡単に言う会社さんとは、お付き合いをしない方が良いと思っています。

家が建てられればそれでいい。そんな夫婦の話

そんな会社さんとはすぐにでも距離を置くべきです。

実際にちょっと前にそんなお話をお客様としたことがあります。

そのお客様は当初旦那様だけのローンの範囲内で家を建てようとしていましたが、色々あって旦那様の借り入れだけでは足りない計画になっていました。

旦那様いわく、予算を知らずに欲しい物だけを詰め込んでいったら高くなったけれど、もうそれが欲しくてしょうがなくなったんだよねとのこと。

これが定額制ならこんなことにはならないのですが、時価である住宅ではよく起きる問題です。

そこで本来なら予算に合わせた設計のし直しをすべきでしたが、なんとその担当さんは奥様もローンを借りることで現状の設計で話を進めてきたと言います。

その時はその家が欲しくなっていたし、他の方もそうしていると言われ違和感なく進めていたようです。

しかし、タイミングが悪く？（ある意味タイミング良く？）転勤が決まり県外への引っ越しが出来たので、その話は破談に。

それから数年後その地域で定住しようと言うことで、私に話をしてくれたのがお付き合いの始めでした。

その際には、前回のプラン等が気に入っているとのことで、そのまま進めたいと言われましたが、私が見た感じどうしても予算がおかしい。

確かお客様は当時３０歳と２９歳だったはずですが、この二人で借り入れを５０００万円しようとしていたんです・・・

奥様も働いていましたし、旦那様もしっかりとした勤め先だったので、多分足りられたと思います。

しかし、５０００万円を当時の金利で借りると、毎月１４万円、もしくは毎月１０万円のボーナス時に２０万円のどちらからの支払いになります。

これを年収が４００万円と３００万円の二人で返そうと言うのですから、とてつもなく怖いことで、私には勧めることが出来ませんでした。

若いご夫婦でお子様がいなかったのでその当時なら払うことも出来たでしょう。

しかし、お子様が生まれ奥様が勤めに出られなくなったらどうなるのでしょう？

もし年収が４００万円だとすると、手取り額は大体３００から３２０万円の間くらいです。

これを１２で割ると、２６．６万円。

ボーナスがある会社でしたので、平均的なボーナスの割合で計算をすると、毎月の手取りは２０万円位になります。

この手取りで毎月１４万円をローンに持っていかれたら、どうやって生活をするのでしょうか？

携帯や光熱費などの固定費だけで２～４万円位、それにお子さんが増えたことによる費用増を合わせるとそれだけで１０万円位かかってもおかしくありません。

もうこの時点で給料以上の支払いが発生しており、ここに食費や医療費などが絡めば、毎月に１０万円以上の赤字になっていきます。

それをボーナスで補填しようとしても、正直全然足りませんし、奥様が働けばと言いますが、子育てと仕事の両立はそんなに簡単ではありません。

こんな簡単な計算を示さなかった前のハウスメーカーの担当にちょっと腹が立ちましたが、『お客様もそれの何がいけないのか？子供を作るつもりもない、この家が欲しいんだ』なんて言っていました。

私は住宅ローンアドバイザーとしての資格もありますし、そういった計画で苦しんでいるお客様を数多く見ているので、絶対に辞めるべきだと主張しましたが、反応は変わらず・・・

なので、正直私では何もできないと思い、その時は一回さよならをしたんです。

数か月後、案の定・・・・

それから数か月後、知らない携帯番号から着信があり、出てみるとそのお客様でした。

何の話だろうって聞いてみると、私のところで家を検討したいとのこと。

私は前回にそんな形でさよならをしたことを覚えていたので、なぜだろうと思うと同時にきっとそういうことなんだろうなって思って聞いていました。

私のところに戻ってきた理由は『ご妊娠されたから』

私とさよならした後も、お子様を作る予定が無かったので先ほどの企画で他社と話を進めていたみたいですが、その打ち合わせ途中で妊娠が発覚。

お子様を作る予定はありませんでしたが、授かった大事な命と言うことでご出産をすることを決められました。

そうなると奥様は会社を辞めないといけないし、旦那様もフルに残業などが出来なくなるので、収入が大幅限。

このままの計画では予算が足りないと気づき、その会社さんに予算減を頼んだところ、『他の人も出産をしているが家計が破城していない、大丈夫だ』

なんてことを言われ心配になってきた・・・

そこで私がそう言ったことを話していたのを思い出し、私のところに電話をくれたようです。

あれだけ予算の心配をしてくれたのはあなただけだ

その時に言われたのが、『あれだけ予算の心配をしてくれたのはあなただけだ』の一言。

そう言った信頼関係もあり、その後はスムーズに私の会社で家を建ててもらいました。

ちなみに最終的な予算は３５００万円。

これだと、毎月８万円のボーナス１０万円払いになり、まだ数字的には余裕がない状況でした。

しかし、この状況を聞いたご両親様からの援助が５００万円もあり最終的には３０００万円の借り入れで毎月６万円台のボーナスが１０万円。

今のアパート家賃より少なくなったと喜んで頂けました＾＾

プランは大分変りましたが、お客様の希望はほぼ入れられ、これまでのプランの無駄や余分を切りとるだけで済んだのも大きなポイントでした。

その後は建築中に無事ご出産をされ、生まれたばかりのお子様と新居にご入居。

旦那様の『こいつはこの家と同い年か・・・・どっちの方が長生きするのか楽しみだ』

なんてセリフにちょっとうるっとさせられたのを覚えています。

こんなことは定額制ならそもそもしなくていい

さて、長々と美談のように書いていきましたがそもそも論、住宅が定額制ならこんな話をしなくてもそもそも良いんです。

そう言った当たり前が出来ないのがこの業界の悪いところですね＾＾；

いろはいえは定額制なので、そういったお金の問題は解決できますので、安心してくださいね！

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