2000万円以内で建てられる平屋の気を付けるポイント
2023.08.31
writer
明工建設株式会社
最近多くの方から要望がある『平屋住宅』
階段がないことのストレスフリーな生活や、耐震性の良さなどが認められ、多くの方に指示をされているようです。
また、いろはいえならなんと2000万円以内で建てることが可能になります。
今回はそんな平屋住宅について色々とある気を付けるポイントをまとめてお話をしていきたいと思います。
1,平屋を建てるのに向いている土地がある。
平屋を建てるのに一番のポイントになるのが『土地』
平屋ってどうしても1階部分が広くなります。
極端言えば同じ3LDKの家だったら、2階屋の2階部分を一階に持ってくるようなものなので当然広くなるんです。
その中で特にポイントになるのが土地の横幅。
こちらはHPに掲載している24坪タイプの平屋ですが、東西の横幅が10.9m。
ちなみに27坪になると・・・・
なんと13.6mのサイズになります。
これに対して、土地の幅は東西共に1m程度は開けるとベターなので、それで計算するとなんと東西が約16mも欲しくなります。
こんなに広い土地・・・ここ掛川エリアでは早々ないですね^^;
なので、希望はあってもそれにあった土地が無いというのが現実問題なんです。
とは言ってもこんな風に南北に広くすることで、横幅を狭くすることもできます。
*図面は先ほどの物を無理やり回転させたものです。
このようにすれば、東西が広くなくても良いですが、その分南北が広くないといけません。
また、住宅は南側が明るく北側が暗くなりがちです。
そうなると、南北に長い家は暗くなりやすい空間が多い家となります。
そこまでして平屋にこだわる理由が無ければ、この敷地なら2階屋でもいいんじゃない?ってなってしまうのが多くの方の実情です。
2、費用は割り増しになる
また、平屋を建てる際に気になるのが費用です。
もし2階屋と同じ間取りの平屋が出来たとすると、イメージですが大体1.1~1.3倍程度の費用増になっていきます。
たったの1.1倍と思われたかもしれませんが、2000万円の家だったら2200万円に1.3倍だったら2600万円にまで費用があがります。
これは見逃せないポイントになりますね^^;
ではなぜ平屋は費用増になるのか?
その理由は、基礎と屋根にあります。
平屋は同じ間取りの2階屋と比べたら、基礎工事や屋根工事部分が多くなります。
同じ間取りなら、理論上で言えば2倍にもなります。
この多くなる基礎や屋根がネックで、住宅工事の中でもこの基礎工事や屋根工事は費用が高い部分。
それが最大2倍にもなるとかなりの費用増になるんです。
メリットで言えば階段がないからその分の費用がないとか、2階の廊下がないから同じ間取りなら施工面積が減る傾向にあるなどがあり、同じ間取りなら思った以上な費用増はありませんが、同じ坪数の家だったらかなりの費用が異なってきます。
いろはいえならコスパよく建てられますが、一般的には費用増を覚悟しないといけないのが平屋住宅です。
まとめ
今回は平屋を建てる際のポイントを2つ書かせて頂きました。
実際にはもっと気を付けるポイントがありますが、今回はこの辺りにさせて頂きます。
それでは、また!
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