間取りを変えても無料って本当はおかしいことなんです #店長流
2023.02.18
writer
明工建設株式会社
目次
少し考えればこの違和感に気が付けたはず・・・
先日お客様とお話をした時の話。
『いろはいえって間取りが自由になっても値段が一緒って言うけれど、これって当たり前じゃないですか?だって大きさ同じなんだから・・・』
このような話をうけました。
皆さんはどう思いますか?
一般的な方には分からないことかもしれませんが、実際にはこの発言はとてもおかしいことになります。
今回は間取りを変えても無料ってことの意味を深堀していきます。
一般的な会社の考え方
分かりやすくなるように、HPに乗っている参考例をUPしてみます。
ちょっと小さくて申し訳ありませんが、このような3LDKの間取りがあったとします。
それがこうなります。
小さくて分かりづらいと思うので変更箇所を上げると、LDKの一角に畳コーナーができ、2階の1部屋が吹き抜けに変わりました。
これだけ大胆に変わっても値段はそのままです。
これがどれだけ凄いのか他社様がよく出している見積の額と比べますと・・・・
他社様の見積り例(値段はこれまで私の経験上、こういった金額を出してくる会社さんが多いですって参考値です)
LDKの畳コーナー追加 約30万円
床材変更:シートフロアから畳へ変更 3帖分 約3万円
吹き抜けへの変更
ドア、クローゼットドア廃止 約-8万円
2階廊下手すり施工追加:約4m 約12万円
吹き抜けの構造強化対応費用(構造強化費用など): 約25万円
吹き抜け照明器具設置割り増し: 約5万円
以上
各社色々な設定があるので、この数字通りの追加になるとは言い切れませんが、一般的にはこの位の金額をもらってもおかしくない見積りです。
総額で約70万円程度の費用UPになります。
それがいろはいえなら費用増無しです。
このように説明をすると、この定額での自由設計であることがどれだけ特別なのかが分かりますよね?
それを理解してもらえていたら、今回のお客様のような発想にはならなかったのかな?って思います。
ではなぜ定額で出来るのか?
でも、そう言われるとなぜいろはいえは定額で出来るんだろう?って思いませんか?
他社様で行えば70万円とか言っているのに、それが定額だって言われたら逆に不安になります。
ではなぜいろはいえは定額で出来るのか?
答えは簡単で、間取りが変わっても工事に掛かるお金はそんなに変わらないからです。
先ほど挙げた例で説明します。
LDKの畳コーナー追加・・・30万円の工事ですが、工事の変更内容とすると・・・・
1.フローリングから畳に変える
2.フローリングと畳の高さを揃える為に、畳を敷く場所をフローリングを敷くところよりも数センチ下げる
3.畳よせという、畳を敷く際に使う部材を施工する
以上です。
これが和室ならばもっと工事をすることも多いですが、小上がりの無い畳コーナーならこの程度なもの。
実際にこの工事と一般的な工事の差が出るのは、畳とフローリングの値段くらいで、3帖程度なら3万円程度のUPで十分です。
いろはいえは、その畳代だけは貰いますがその他の工事には特に費用は掛かりません。
また、吹き抜けへの変更ですが、先ほどの例だと腰壁の設置工事や吹き抜けの対応工事とありました。
腰壁はそもそも普通の部屋の場合は、床から天井まであったのを腰壁にしただけなので、追加金の意味があまり分かりません。
よほど特別なアイアンの手すりとかを使えば別途でしょうが、腰壁だけでは追加はおかしいはずです。
また吹き抜けの構造強化も、あまりに広過ぎたりすると確かに必要な場合もありますが、一般にはそれを考慮した耐震の計算をすれば、そこまで費用増にはならないです。
追加費用をもらうとすれば、吹き抜けがあるとクロスや照明器具をつける際に、家の中に足場を設置しますが、その設置費用分程度の数万円位(広さなどによって数字は変わります)を頂ければ十分。
このように、間取りを変えることで新たに部材が必要となる場合を除けば、基本お金は掛からないものなのです。
だから、いろはいえでは費用は固定にしています。
ならなぜ他社は費用が上がるの?
となると、今度は逆の疑問が沸いてきますよね?
ならなぜ他社様は費用が上がってしまうのか???
本当は費用は変わらないのに上げているなんてぼったくりなの?
なんて目で見るのはちょっとかわいそうです^^;
実は費用があがる正当な理由があって、他社様は追加工事にしています。
色々な理由がありますが、一番の理由は『標準工事ではないため』
もう少し分かりやすく説明しますね。
多くの会社は会社独自の『標準仕様』を作っています。
その内容は多岐に渡り、工事の慣例になっているものも合わせれば1万を超える規定があります。
それらを作ることで、安定した工事を行い、品質の確保に努めています。
また標準仕様があることで、工事ごとに仕様や工事内容の精査をしなくてもいいと言うメリットがあります。
これが本当に大きいことで、この作業を毎回1から行っていたら、多くの人が何十日も使って住宅や部材の品質や安全性を確かめ、施工の収まりや工事の内容などの工程を組み上げる作業をしなくていけません。
その分の費用増はかなりものになるでしょう。
なので、そういったことを前もって調べつくしている標準仕様が必要になるんです。
それを標準外の工事を行うことになると、先ほどいった検討の工程が必要となりますので、費用増は防げないのです。
それらの費用増を各社色々な請求方法で請求した結果が、今回の追加工事の金額になっています。
なので、決してぼったくりとかではありませんので、ご理解をお願いします。
ちなみにいろはいえにも標準仕様があります。
そこから外れたものは追加工事となりますが、今回のような間取りの変更については、検討の工程も含め定額で行わせて頂いております。
まとめ
今回の発言があったお客様にも同じような説明をさせて頂き、ご理解を頂けました。
最後には『失礼なこと言っちゃたねー』なんて言われましたが、一般の方にはここまでの内容は分からないでしょうから、今回の発言に至るのは当り前って言えば当たり前なことです。
住宅業界はやることが多くまたそんなにオープンな業界ではないので、こういったお客様との意識の差が何十年と続いている業界です。
そういった意識のずれを、なるべく小さくするための定額制でもありますので、多くの方にご利用頂ければと思います。
それではまた。
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