住宅はデザインから造るべきなんです　#店長流

性能で家を建てるなんて愚の骨頂です

現在プランニング中の袋井展示場のイメージパースです。

いろはいえは高級住宅ではないし、３０坪ってルールがあるので、好き勝手にデザインが出来ませんが、このレベルのデザイン住宅は造れます＾＾

もちろんもっとお金を掛けて、もっと大きくすれば大手ハウスメーカーのように豪華にデザインも突き詰められますが、１８４０万円の中で出来る良いデザインだと思っています。

さて、今回の記事ですがちょっと過激かつ、当社のコンセプトとも違う話をしますので混乱される方もいらっしゃるかもしれません。

これは個人の意見と話だと思って読んでください。

私は店長の奥柿です。

家の価値は性能で決まる・・・そんなのは売る側の話

『家の価値は性能で決まる』

昔TVのCMなんかで聞いたようなコピーです。

今でもこう言っている会社さんがあるのかもしれませんが、私からしたらそんなの売る側の話です。

売る側、つまり作る側からしたら、家の価値は性能でしか語れません。

デザインも住み心地も人によってそれぞれですので、価値を語れないからです。

ですので、断熱性が他より良いとか、窓の種類がとか、キッチンのグレードとか、家の本質とはまったく違ったことで家の価値を競い合うしかないのです。

でもそれって、買う側（建てる側）の意見ってどこにあるのでしょうか？

性能は１０年後には時代遅れ、デザインは一生もの

また性能って常に進化していくもので、１０年も経てば当時最先端だったものも時代遅れになってしまいます。

住宅で言えば、１０年前には長期優良住宅であることは高性能住宅の一つの証明でしたし、全ての会社が対応出来る性能ではありませんでした。

しかし、１０年後の今は、長期優良住宅の性能は指標の一つであり、性能は誰が建ててもそれ以上であることが常識であります。

それはハウスメーカーだけではなく、工務店や地元の大工さんでもそのくらいの性能の家を造っています。

１０年前は全館空調なんてお金持ちの贅沢アイテムでしたが、今では多くの会社が採用しているなんてことも性能の変化です。

それに比べてデザインは一生ものです。

もちろんデザインですから流行り廃りがあり、どのデザインもずっと最新の物だとは言いません。

でも、１０年前に良いデザインだねって言われた建物って今見ても良いデザインです。

例えばこんなデザイン

この家はフリー素材から取った画像なので、誰の家かそもそもどこの国なのかも分かりません。

しかし、この家は１０年前にも１０年後にも良いデザインだと言われる家だと言えます。

このように、性能は時代によって淘汰されるものですが、デザインはいつまで経っても色あせないものなのです。

デザインはNo.1ではなく、オンリーワン　だからハウスメーカーは難しい

さて、性能よりデザインの方が大事だと言われると困るのがハウスメーカー。

ハウスメーカーは住宅の間取りや外観を、ある程度先に開発しておき、多くの方に共有して提案することで、設計経費を削減しています。

これは年間に数千から１万棟以上家を建てるハウスメーカーだからしょうがないことであります。

まともに数千の設計を１からしていたら、設計士も足りないし、時間が掛かりすぎて、家を建てるのに数年間の待ち時間が出てしまいます。

なので、一定の共通設計をしておく必要があるんです。

だからこんなことを言われたりします。

ハウスメーカーの家は、所謂『金太郎飴』だって。

ハウスメーカーの造る家の多くは、業界に詳しい人なら外観を見ただけで、OOハウスだとか、OO工務店だとかが分かるくらい似ています。

あなたの家はそれで良いでしょうか？

別に良いし、そういうものでしょ？って思えた方はそれでいいかもしれません。

しかし、そうじゃないよね？って思えたなら、きっと良い家を建てられると思います＾＾

それはオンリーワンな家造りが出来るからです。

なぜNo1じゃなく、オンリーワンでなくてはいけないのか？

ではなぜNo.1ではなくオンリーワンでなくてはいけないのか？

それは、住宅を建てる人に全く同じ人は一人といないからです。

なので、その人、その家族に合った家は全ての異なるんです。

それはデザインでも外観でも性能でも、あなたに合う欲しい物はオンリーワンなんです。

たかがデザインの話でしょ？と思われるなかれ。

そのデザインを妥協する会社は間取りも仕様も考え方もオンリーワンじゃなく、妥協した物を考えるものなので。

大勢の方が大体満足出来る家づくり。

別に問題もないし、それで十分なんだと、それ以上はあるのは分かっているけれどそれでいいんだ・・・

しかし、折角何千万円も出して買う建てる家だから、もっと欲張って考えてもいいのではないでしょうか？

デザインが良い住宅を将来の自分へのプレゼントにしてください

家を建てて３５年。

子供も無事家で育ち、そして巣立って行き、今は孫の顔を見るのが楽しみな日々。

去年仕事も定年退職し、住宅ローンも今年で終わり・・・・人生も一段落だ。

この３５年間色々あったなー。

この家も３５年間一緒に頑張ってくれた、本当の意味での家族のマイホームになってくれた。

あの時、少し欲張ってこの家を造って良かったな。

自分だけの自分の家。

３５年経った今でもこのデザインは良いな。

最近建て替えした最新のお隣さんの家にも負けない魅力がある。

この家を建てた３５年前の俺に感謝だな。

・・・さて、人生はこれからだ。

次の３５周年に向けて頑張っていこう。

次の３５年も頼むよ。俺だけのマイホーム。

まとめ

さて今回の記事はデザインについての記事でした。

性能が一番と言う間違った考えからオンリーワンへの考えの移行。

これが出来ない方がとても多くいて、だから住宅への満足度はいつまで経っても平行線なんです。

だって、性能が本当に一番大事なことだったら、住宅の性能は年々上がっていますから、年々満足度は上がるはずなんです。

しかし、どこかの機関とか民間の機関が出す住宅満足度は年々上がってはいません。

ほぼ毎年同じくらいのデータになります。

性能が一番だったらこれはおかしいことですよね？

でも、毎年のように満足度が高い会社もあります。

そういった会社を調べていくとやはり『オンリーワン』な会社が多数になります。

それは私が言うようなデザインだけではありませんが、やはりオンリーワンは大事だと言うことです。

そんなオンリーワンを建てる住宅会社である、当社と一緒に家を造りましょう＾＾

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