土地の値上がりが予想出来る・・・#店長流
2023.04.13
writer
明工建設株式会社
今年も4月になり、昨年度末に行われた春闘では、多くの会社が従業員にとって良い結果が出ています。
それも例年以上の大幅UPなんて会社が多く、今月の給料明細が楽しみな方が多いのではないでしょうか^^
ここ何十年とそんな明るい話が無かったので、今後の日本への期待が高まります!
しかしそんな状況で、いやそんな状況だからか、懸念材料が出てきています。
それが・・・・
『土地の値上り』
です。
目次
ここ何十年と下がり続けてきた
日本の土地の価格は昭和末期に起こったバブルで跳ね上がり、そこから徐々に価格が下がっています。
私のおじさんの話ですが、コロナ前の話ですが、若いころ静岡市に土地を買った際に坪単価が100万円位だった土地が、今では25万円でも売れないそうです・・・
住宅営業をやっている私のところに高く売ってくれと頼まれたのですが、当時の相場では20万円が限界の土地。
どうともならないので、売るのを止めることをおススメしました。
そんな感じで日本の土地はどんどん値下がりしているのがこれまでの動きでした。
しかし土地の価格が上がり始めた
しかし、ここ1,2年の話ですが、土地の値段がどんどん上がり始めています。
ここ御前崎などの田舎と言われる地域ではそこまでではありませんが、都市部に近づくにつれその傾向が著しくなっています。
コロナ前と比べると、1.1倍~1.5倍程度。
金額で言うと、1000万円が相場だった土地が1100万円~1500万円程度で販売をされているような状況です。
土地を売る人には良い波ですが、新たに土地を買う人には厳しい状況・・・
では、なぜこのような値上がりになっているのでしょうか?
土地の値上がりの理由 一つ目 『売り土地の減少』
理由は一つではなく多数あるのが今回の値上がりです。
順を追って説明していきます。
まず一つ目が、土地の減少。
戦後からドンドン増えていった人口と核家族化によって新築用の土地がバンバン開発されてきました。
その開発がそろそろ限界を迎え、そもそも開発出来る土地が無くなったきたのです。
とは言っても、街部から離れたところや山間部、海の近くなどはまだまだあります。
ありますが、好んで選ばれる立地ではないため、開発はされません。
なので、少ない土地を皆が競って買うようになりました。
浜松などではそれが顕著で、良い立地の場所は情報が公開されたら1日も掛からずに売れてしまいます・・・
土地の値上がりの理由 二つ目 『工事の高騰』
次に問題なのが工事費。
土地はそのままでは住宅を建てられないので分譲する前には、土地を造成する必要があります。
この工事は小さい区画でも数百万円、大きな区画だと1億円を超えることもあります。
その工事費がコロナ後に跳ね上がり、倍まではいきませんが、1.5倍程度の費用増になり、それが土地費用をダイレクトに上げています。
土地の値上がりの理由 三つ目 『インフレ』
三つ目が今回最初に上げた給料の増加等も含めた『インフレ』の問題です。
インフレは局所的に値上がりをするタイプと、全体的に値上がりがするタイプがありますが、今回のインフレは全体的に市場が値上がりするインフレ。
合わせて土地の値段もインフレしていっています。
二つ目にあったようなコストプッシュ型でもあると言われましたが、今回の給料のUP等によるインフレも今後は予想され、どんどん値が上がる傾向にあります。
土地の値上がりの理由 四つ目
四つ目が最後になります。
最後はかなり懸念される問題です。
それは、『国外からの土地の買収』です。
まだまだ多くないし、陰謀論なんて言われることもあるので信じられない方も多いと思います。
しかし、事実今日本の土地は海外の方に買われています。
使い方は様々で商業地やホテル、民家など様々です。
一例を挙げると、聞いたことがある人も多いでしょうが、北海道のニセコなんかが良い例です。
あそこはもう日本とは言えないとまで言う人がいるくらいです。
海外の方の人気が高く、海外の資本が大量に入っています。
全ての土地がそうなるとは言いませんが、失われた30年の間に海外の国々は経済が伸びています。
当時は海外からしたら高かった日本の物価は、いつの間にか日本の物価の方が安くなり、合わせて土地の価格も安くなっています。
また、国の政策もインバウンド需要の増加や取りこぼしを無くすことと言っていますので、海外の投資家にはチャンスでもあるんです。
そういった方々は多少高くても土地を買ってくれるので、わざわざ安い値段で買う日本人には売らない・・・
そんな状況がもう始まりつつあります。
対策は『早く買う』しかない・・・
色々と土地の値上がりの理由を書いてきました。
これらの対策をして、より良い土地の提案をしたいと思っていますが、出来る対策はかなり少ないです・・・
多分明確に言える対策は『早く買うこと』
正直この位しか、個人で出来る対応策はありません。
他の対策として京都府が26年から始める『空き家税』みたいな対策に頼るしかありません。
とあれば、早く買うこと。
これを頭に動いていくしかありません。
良い土地を買うためには
最後に簡単ですが、良い土地を買うための最善な方法をお話したいと思います。
良い土地を買うための最善は方法とは・・・
『住宅を先に決めてしまうこと』
です。
住宅会社からこういった話を聞くと、又営業か・・・なんて思いますよね。
しかし、これが真実であるので最後まで聞いて下さい。
ではなぜ良い土地を手に入れるために、住宅を先に決める必要があるのか?
それは、家を買うために土地を買うからです。
土地が欲しい人はこの事実を忘れがちで、良い条件の土地ばかり探すようになります。
でも家を買う理由って良い土地を買う為ではないですよね?
家を買う理由ってその先の生活とか幸せとかを手に入れる為で、良い物を買うためではないはずです。
なので、まず最初にその未来の生活や幸せを形にする必要があり、その為には住宅を決めなくてはいけないのです。
どんな家で、どんな間取りで、どんな予算で、どんな暮らしを・・・
そんな当たり前な項目の先に、どんな土地にしようがあるんです。
住宅を先に決めておくと、良い土地が買いやすくなる理由
それは、どんな土地を買えば希望する生活が出来るのか分かることです。
このことはかなり土地選びに有利に働きます。
例えば、今土地を欲しいと思っている人の目の前に良い土地が出てきたとします。
しかし、まだどんな家を建てたいのか分かっていないし、それがこの土地で建てられるのかも分からない。
そもそも自分がいくら予算があるのか分からないのに、良い土地だとしたってこの土地買えますか?
私ならきっと買えないです。
だって怖いですもんね^^;
でも、住宅が決まっていたら、その土地買えるかもしれません。
どんな家を建てたいか決まっていて、それがこの土地なら建てられることが分かる、また土地の価格は予算内である。
そこまで分かれば買えますよね^^
良い土地なんだから迷っている暇があったら即行動です。
最初の方に言いましたが、今は良い土地はすぐに売れてしまいます。
なので、良い土地を買いたいのであれば、即決が必要になると言うことです。
この理由からも住宅を先に決めておくことは、ある意味必須条件だとも言えます。
まとめ
今回は土地のことについてお話をしました。
物価が上がることは良いことでしょうが、買い物をする人にとっては安い方が嬉しい物^^;
この値上がりは個人ではどうとも出来ないので、今回のお話にあったような対策をしていって、なるべく良い土地が買えるようにしていきたいですね。
ではまた!
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