住宅ローンを安く借りる方法 #店長流
2023.04.25
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明工建設株式会社
住宅ローンアドバイザーの店長です。
住宅を買う人で一番苦労するのが、住宅ローンです。
誰でも借りているので、自分も問題ないだろうと思っている方も多いと思います。
しかし、実際には約20%の人がローンを借りられない、または問題があると言われています。
そんな苦労もありますが、そもそも住宅ローンは高いから少しでも安くしたい・・・
そんな方も多いと思います。
今日はそんな方の為に、少しでも安くする方法をお教えしていきます。
目次
住宅ローンの全体を把握しよう
まずは住宅ローンの全体の把握をしていきます。
何にいくら払うのか分からないと、安くすることも出来ませんからね^^;
住宅ローンを借りる際に掛かる費用はこちら。
1.返済費用
毎月やボーナス払いの返済金です。
2.返済手数料
給料口座がローンの金融機関と違う場合は、自分で口座間のお金を移動させる。
もしくは手数料を払って自動で行います。
3.融資手数用
ローンを借りる際に金融機関に払う手数料です。
4.ローン保証料
ローンを借りる際に、保証人を立てる代わりに保証会社に支払うお金です。
5.印紙税
ローン契約に必要な印紙代(税金)です。
6.登記費用
ローンに抵当権をつける際に必要な経費です。
7.火災保険
ローンとは直接に関係はありませんが、ローンを借りる際には火災保険への加入が必須になります。
8.利息
お金を借りる際に発生する利息です。
9.*フラット35の場合、適合証明書発行費用
10.つなぎローンの諸費用
建築の際に3~4回に分けて支払いをしていきます。
しかし住宅ローンは建物が完成しないと使えないので、別のローンを組んで支払いをしていくことになります。
それが、つなぎローンです。
そのローンの金利や手数料などが掛かります。
フラット35を借りる際には、適合証明書が必要となり、その費用が掛かります。
11.団体信用生命保険
住宅ローンを借りる際に、生命保険に加入することを多くの金融機関で強制されます。
生命保険なので持病がある方や何らかの問題がある方は入れません。
通常は死亡時や重大な事故などで保険がおりますが、オプションでがんやその他の疾病でも降りるようにすることも出来ます。
以上です。
この他にも数百円の手数料などもありますが、省略させて頂きます。
一番お金が変わるのが金利
まず一番当たり前なことですが、金利が低い方がローンを安く借りられます。
例えば4000万円の借入を金利1%で借りたのと、1.1%で借りた場合。
たった0.1%の違いですが35年の支払いで見ると約80万円も変わります。
0.2%も違えば160万円以上もかわる・・・
固定や変動、また優遇金利など様々な条件で金利は変わるので、中々安いばかりを選べないのが実情ですが、出来るなら少しでも安い条件を勝ち取っていきましょう。
痛い目に合う人続出!保証料
次に気を付けたいのが、ローンの『保証料』
昔はローンを借りる際には、保証人を立ててその人の財産なんかも担保に入れたものです。
しかし、今はそんなことはせずに、保証人の代わりをしてくれる、保証会社にお金を払って保証してもらいます。
金融機関もその方がてっとり早いので、ほとんどの金融機関では保証会社の保証が必須となっています。
この保証料が結構金融機関によって変わります。
例えば、静岡労金さん。
こちらは保証料はなんと0円です^^
同じ労金さんでも他県の労金さんでは保証料が必要なところも多いので、太っ腹と言えるでしょう。
またフラット35はそもそも保証料の設定が無いため無料と言えます。
しかし、多くの金融機関は保証料を設定しており、借りる額にもよりますが、100万円以上するケースも多く、このことを知らなかった人達が面を食らってしまったと言う話はよく聞きます。
希望している金融機関の保証料はしっかりとチェックしておきましょう。
他の条件が変わらないなら、保証料が無い、または少ない金融機関にすべきです。
融資手数料、これも大きい
次に大きいのは融資手数料。
これも金融機関でバラバラで、例を上げると静岡労金さんの場合は数万円程度。
先ほど保証料がないと言ったフラット35の場合はこの手数料が高額な場合が多く、2%以上である場合が多いです。
たった2%と思ったかもしれませんが、借りる額が4000万円だった場合は、80万円ですからね^^;
保証料が0円!やったーって思ったら、それ以上の支払いがまっていた・・・
これも良く聞くあるある話です・・・
ただ、同じフラット35でも金利が同じで、手数料が1%を切るなんてところもあります。
ここをしっかりと把握すれば何十万円とお金を減らすことが可能です。
火災保険、地震保険、過剰な保険はどうでしょう?
次に大きな差が出てくるのが『火災保険』
そのオプションで付けられる『地震保険』です。
高額な方は10年で70万円とか掛けます。
また、毎月がたったの5000円です!って言われて安いって入ったものの、よくよく考えて見たら、毎月5000円って年間6万円。
10年間で60万円でそんなに大差がない・・・
なんて入り方をしている人も多くいます。
その逆に10年間でたった8万円程度の保険で済ませる人もいて、この差はかなりの金額になります。
その金額の差は保険のオプションの数。
8万円のかたはほぼ火災時のみの保険。
高い方は、火災に水災、台風などの風災に地震の保険。
さらにそういった被害に遭った際に、一時金がもらえる制度や、被害にあった建物だけではなく、家具や家電なども対象になっていたりと保証が幅広いです。
保険なので、幅広い方が良いですが、逆を言えば保険です。
加入者の多くが一度も使うことないのもまた保険です。
今の家は昔に比べ、地震にも火災にも風災にも強くなりました。
昔を同じ感覚ではいらなくても・・・・って思えたなら、費用を抑えることも出来ます。
また、最近の流れでしょうか。
車の保険でも言われていますが、ネット系の保険会社の方が安価であることが多いです。
最後は担当者の実力
最後になりますが、最後の一押しはあなたのローンを担当するアドバイザーの実力次第です。
金融機関の担当者や住宅の営業だけをしている人達は、あなたの支払いよりも、自分達の実入りのことを優先します。
仕事だからしょうがないことですが、ちょっと悲しい現実・・・
なので、住宅ローンは他人任せではなく、専門家に任せて下さい。
その方の実力次第ではうんとローンが軽くなります^^
実力がある人だと、金融機関の信頼も厚く、ちょっとのことなら優先や優遇もしてくれます。
ちなみに私はこの道15年以上。
各金融機関の支店長さん達にも顔が利きます!
って自慢してみましたが、その位言える人が担当になってくれたら心強いですね^^
今回は以上です。
それでは、また!
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