年収が1000万円以下の人は持ち家が買えなくなる? #店長流
2023.02.20
writer
明工建設株式会社
先日、ネットのニュースでこんな記事を見つけました。
『近い将来年収が1000万円以下の人は持ち家が買えなくなる?』
正確なタイトルは忘れてしまい、こんなタイトルだったと思います。
記事の無いようなタイトルにあるように、年収が1000万円以上の人ではないと家が買えなくなる理由が書いてありました。
その内容は、え?と思う物から、そうだよね・・・ってなるものまであり、結構考えさせられる内容でした。
今回は、そんな年収1000万円以下の人は持ち家を買えなくなるについてお話していきます。
目次
そもそも日本には年収が1000万円以上の人はどれだけいるの?
まずこの記事を書く前に、日本には年収が1000万円以上の人ってどのくらいいるのか調べてみました。
国の国税庁が毎年発表している『民間給与実態統計調査』でのデータの話になりますが、令和3年のデータだと給与取得者で男女合わせて約5%の人が年収1000万円以上になっています。
このデータの総数は5000万人でしたので、その5%つまり250万人が年収1000万円越えになっています。
データには自営業の方などは含まれていないので、実際にはもっと総数が増えそうですが、大体この位であると言えます。
ちなみに5%と言えば、学校の1クラスが30人程度だとすれば、年収1000万円越がクラスに1~2人程度いると言う計算です。
・・・・
計算して思いましたが、これってかなりやばいですよね・・・・
クラスの1,2人しか買えない商品を取り扱うなんて、ちょっと今後の身の振り方を考えなくては・・・
年収1000万円以下の人が買えなくなる理由
さて、話を戻して1000万円以下の人が買えなくなる理由の説明です。
1.部材の値上げが止まらず、今後も上がり続けること
2.建築業界の人不足が深刻で、高給にしないと人材の確保が難しいため
3.この数十年で住宅用地がほとんど消費され、土地の価格が上がっていること
4.住宅の高性能化が進み、それに合わせた高額化が進んでいること
5.晩婚化が進み、住宅取得年齢が上がることで、ローンの完済年齢が高齢化しており高齢者のローン未払いによる破産者が増えていくこと
6.今後は年収も2極化がさらに進み、1000万円以下の人の平均年収がもっと下がること
以上の理由で今後は1000万円以下の人は、住宅を買えなくなるとのことでした。
確かに読んでいると、納得出来てそうだよね・・・って思えることばかりです。
この記事の通りだと、本当に近い将来1000万円以下の人は家が建てらえない・・・
そんな時代がやってきそうです。
ではその近い将来っていつなんだろう?
では、いつかは家を買いたいと思っている方は、その近い将来に備えていかなければいけません。
ではその近い将来がいつなのか教えて頂き、そこに照準を合わせて頑張ります!
・・・と言いたいところですが、その近い将来についていつなのかの記載がありませんでした。
私も記事を隅から隅まで読んだわけではないので、どこに書いてあったかもしれませんので、書いてないとは断言できません。
また、その記事を読み返したくても、もう存在していないと出てしまうので読み返せません。
なので、記載がなかったと仮定して話を続けますが、実際にはそういった話なのだと言うことです。
でも確かにこの記事に書いていることはいつかは起きると私も感じています。
特に、先ほど挙げた中の1,2,3,4は日々感じてる大きな問題で、今後はもっと深刻になるかもしれません。
しかし、それだけで年収1000万円の人が無理かと言われたら、そちらの方が無理ではないかと思います。
その理由は住宅は生きていくのに必要不可欠な商品だからです。
衣食住が買えなければ死ぬしかない
人が生きていくのに必要なのが『衣食住』
着るものに、食べるもの、そして住むところ。
この3つが無ければ人は生きていけません。
なので、そこにはいつも需要があります。
それは戦後の貧しいと言われた時期にも、バブルと言われた世界トップクラスのお金が日本にあった時でも、いつでもその時代に合った需要が、そしてそれらを供給する仕事がありました。
それらが無ければ、人は死んでいくしかありませんので、必ず需要は存在するんです。
なので、もし先ほど挙げたような未来がきたとしても、その時代にあった需要と、それにあった供給がなされ、まったく無くなることはありません。
確かに今までの状況をそのまま延長すれば大変なことかもしれません。
しかし、人は変わります。
また、住宅だって変わります。
確かに衣食住の住は持ち家だけではなく、賃貸住宅もあるので、そちらの需要が増えるかもしれません。
しかし、今でも年間に何十万人の方々が持ち家を欲しいと希望されています。
今後は減っていくとされていますが、それでもそれだけの人数がいれば、全ての方が年収を1000万円以上持っているわけがありませんので、そういった供給がしっかりと存在します。
なので、これまでのように誰もがいつかは住宅を、そんな誰もが描ける夢の話ではなくなるかもしれませんが、そこまで悲観して考える必要はありません。
しかし近々で建てたいのなら急いだほうが良い
しかし、家を近々で建てたい、または買いたいと思っている人達は急いだほうが良さそうです。
なぜなら、部材の高騰が一気に進み始めているからです。
これまでもコロナ過の影響で部材の高騰が進み、一般的にコロナ前よりも10~20%程度の値上げになっています。
たかだか10%と思われるかもしれませんが、3000万円の住宅なら300万円の価格増です。
それが今後さらに進むことが、ほぼ決定しています。
理由はコロナ後のインフレや燃料高騰での値上げがこれから始まるからです。
多分ですが、この上げ幅の方がコロナ過の数字よりも大きいと思います。
コロナ過では、物が造れないための物不足で値上げで、実は製造単価はそこまでは上がっていませんでした。
なので、企業の努力次第で何とか安価な商品とかを手に入れることが出来ていたのです。
しかし、これからの値上げは実際の製造単価がインフレなどの影響で上がるので、安価な商品は存在しません。
しかも、製造コストだけではなく、輸送コストや販売コストも上がり、そういった値上げが値上げを産むと言った嫌なスパイラルに陥っています。
これは私の予想値ですが、コロナ前と比べたら30~50%の価格増も考えられます。
3000万円の家が50%も上がったら、4500万円にもなります。
2000万円だとしても、3000万円です。
コロナ前と全く同じ家なのに、小さい家ならもう一軒買えてしまうくらいの金額増です。
これが今現実に起きています。
早ければ今年中に。
遅くても来年にはそんな数字が出てきてもおかしくありません。
ですので、もし家を近々で建てたいと思っているのなら、急いだほうが良さそうです。
燃料費のような支援が国からあれば良いのですが、多分間に合いません。
それくらい値上げの速度が速いんです。
私は普段は焦って家を建てるなと言っていますが、今だけは焦る必要があると考えます。
特にこれからは3月。
住宅業界では、家が売れる時期とされ、各社色々なキャンペーンなどを盛り込んでくる時期です。
こういったチャンスを狙い、少しでもお得に家を建ててみてくださいね。
まとめ
今日は住宅取得希望者には、ちょっと暗い未来の話をしていきました。
しかし、現実はそこまで暗くはならないでしょうし、年収が1000万円以下でも十分家を買える時代はまだまだ続きます。
だけど、この物価の高騰は本当に凄いもので、甘く見ていると本当に大きな後悔をしかねません。
そうなる前に、ぜひ動き出して欲しい。
今週末に皆さんに会えること楽しみに待っております。
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